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絶望書店主人推薦本
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。



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2002/4/30  素敵な精神鑑定

 『杉並切り裂きジャック事件』と翌年の『少年ライフル魔事件』の詳細データがようやくサルベージされたようで。精神鑑定がじつにいい感じ。
 新たに見つけた事件とともに少年犯罪データベースも少し書き替えてみました。

 このページ以外に少年犯罪のまともなデータベースは結局作成されることもなく、少年犯罪を語る方はせいぜい統計の数字、じつはほとんどの方はいまでも一切のデータを識らないままにあいかわらず語っています。
 たとえば子供向けメディア規制の推進派も反対派も、ちょっと調べれば判るデータを集めもせず、とくに当方のこのページがアップされてからは「少年犯罪」で検索すれば簡単に辿り着くこのデータさえ識らないままに、お互い侃侃諤諤やっていたようです。あたしは規制なんかはどうでもいいんですが、こっちのほうが遥かに困ったことではあります。
 常々うわさでは聴いていたのですが、どうも世の中は莫迦ばかりというのはほんとうのことのようでして。与太郎どうしがやりあって世の中の仕組みというのは成り立っていくのですな。べつにこの分野に限ったことではないようでして。
 こんなデータも精神を鑑定する役には立ちます。