絶望書店日記

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絶望書店主人推薦本
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』

冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!

※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。



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2004/8/25  正規表現と神経回路網

 あいもかわらず絶望書店をほったらかしにして余処様のサイトの手伝いばかりをしておりまして、夏には終わるだろうと想っていたのですが、やればやるほど仕事が減らずにどんどん増えてゆく。まったく、どうなっておるのやら。
 おもにこっちゃのものをあっちゃに持っていくという作業のため、正規表現をこしょこしょいじってばかりの日々であります。
 正規表現というのは、特定の配列の文章を検索して書き換えたり順番を入れ替えたりとかいろいろ加工するための手法でありますな。

 そんなときにうちにリンクを張っていただいたこちらのページをぼーと眺めていたら、そもそも正規表現は、人体の神経回路網を数学的に説明するための方法として開発されました。なんてな文章に行き当たりました。
 うーん、こんな面白げなことは初めて聞いたぞ。ほんまかいな。
 正規表現と神経回路網というのがどう繋がるのかどうもよく判らんな。流れる信号のパターン処理ならともかく、網に正規表現か。
 単純に検索した限りではウェブ上に情報は出てこんな。

 あたしはUNIXの成り立ちみたいな本を読んだことはまったくないので、世間的には有名な話なのやも知れん。また、調べてみたら当たり前の使い方をしているだけのような気もする。
 こういう正当な智識無しで、正規表現と神経回路網ということを掘り下げてあれこれ考えみたほうが、なにやらぶっ飛んだ新しい概念が生まれそうな気も。
 もうちょっとでなんか出てきそうなんだが、もひとつあたしの頭の中では新しい経路の神経回路網が結ばれんな。まあ、そのうちなんか出てくるだろう。べつに出てこなくともよいし。
 はたまた、こうやってウェブ上にお題を出しておけば誰かがなんか想い付くやも。もっとも、ウェブ上でこういうぐあいに情報がぶつかり合って有機的な新しい神経回路網が結ばれたなんて例はいまところあたしは識らんが。

 ウェブの神経回路網を数学的に説明しようとする試みがすでにあるのかないのか識りませんが、いまのところウェブは同じような情報がぐるぐる廻っているだけで、パターンは単純で、わざわざ難しい正規表現なぞ持ち出すまでもありませんな。
 もちろん、物理的な網ではなく、内容の意味の部分の話ですが。
 生物の神経回路網の進化から見て、現在のウェブはこの生物と同じぐらいの段階であるとかいうような研究はあるのでしょうか。