講談倶楽部 | 昭12年4月号 | 講談社 | 並、表紙少痛み | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。白井喬二、竹田敏彦、子母澤寛、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭12年5月号 | 講談社 | 並、表紙欠け | 1500円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。白井喬二、竹田敏彦、吉川英治、サトウハチロー、子母澤寛、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭12年6月号 | 講談社 | 並、表紙少痛み | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。大下宇陀児「蛇寺殺人 解決篇」(挿絵・伊東顕)。白井喬二、角田喜久雄、子母澤寛、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭12年7月号 | 講談社 | 並、表紙少角折れ | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。白井喬二、長谷川伸、子母澤寛、岡本一平。「怪事件捜査実話」の広告は煽情的で素晴らしい!! |
講談倶楽部 | 昭12年8月号 | 講談社 | 並、表紙角折れ | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。国枝史郎「天保傘綺談」(挿絵・中一弥)。野村胡堂「血塗らぬ刃」。白井喬二、佐々木邦、子母澤寛、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭12年10月号 | 講談社 | 並、表紙少角折れ | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。大下宇陀児「花骨牌鬼語 完結編」(挿絵・伊東顕)。白井喬二、子母澤寛、竹田敏彦、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭12年11月号 | 講談社 | 並、表紙角折れ、背少痛み | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。佐藤惣之助「さらば僚機よ」(挿絵・樺島勝一)。白井喬二、谷崎精二、子母澤寛、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭12年12月号 | 講談社 | 並、表紙角折れ | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。木々高太郎「厳秘書類」。西條八十「保定城陥落」(挿絵・樺島勝一)。白井喬二、角田喜久雄、子母澤寛、岡本一平。 |
講談倶楽部 | 昭13年2月号 | 講談社 | 並、表紙少痛み | 3000円 | 江戸川乱歩「幽霊塔」(挿絵・伊東顕)。渡辺啓助「蛍小僧」。安倍季雄「軍事美談 飴玉のお護符」(挿絵・黒崎義介)。白井喬二、子母澤寛、小島政二郎、岡本一平。漫才・砂川捨丸。 |
講談倶楽部 | 昭12年5月臨時増刊号 | 講談社 | 並、背四隅痛み | 3000円 | 大下宇陀児「蛇寺殺人」(挿絵・伊東顕。解決編は上記6月号)、楠瀬正澄「謎のお妾殺し」、笠原洋一「洞穴に骨を拾ふ女」 |
講談倶楽部 | 昭12年9月臨時増刊号 | 講談社 | 並、表紙少痛み | 3000円 | 大下宇陀児「花骨牌鬼語」(挿絵・伊東顕。解決編は上記10月号)、楠瀬正澄「呪の塚に憩ふ女」 |
吉川英治「牢獄の花嫁」(山口將吉郎の挿絵が素敵!!「熱狂!熱狂!滿天下嵐の如き熱狂の聲!!人情捕物戰ーその名に叛かず、數百萬愛讀者諸君の一喜一憂かゝつて、美女花世と、その許嫁郁次郎の上にあり」と謳われし吉川英治の本文を押し退ける凄さ!!)。
現代 創刊号 | 大正9年10月号 | 日本雄弁会講談社 | 外装痛み | 3000円 | 矢來町人「L町の殺人犯」(第一回)。江見水蔭「寫眞盜人」。泉鏡花、幸田露伴、山中峯太郎、岡本綺堂。 |
新青年 23巻8号 | 昭17年8月号 | 博文館 | 並、表紙欠 | 1500円 | 大阪圭吉、渡辺啓助、大下宇陀児、蘭郁二郎。 |
面白倶楽部 | 昭26年8月号 | 光文社 | 角染み、背に紙貼附 | 1500円 | 江戸川乱歩「三角館の恐怖」(挿絵・富永謙太郎)。山田風太郎「新かぐや姫」(挿絵・成瀬一富)。南部正太郎「ヤネウラ3ちゃん」(怪獣同士の格闘映画のぬいぐるみに入る話。ゴジラの3年前に)。 |
東京堂月報 | 昭13年12月15日号 | 東京堂 | 縱にふたつ折り、背少痛み | 1500円 | 讀書人の雑誌。太田黒元雄「探偵小説雜記」。波多野完治「立川文庫 其の他」。「本年度のノーベル文学賞・パール・バック」。 |
キング | 昭15年12月号 | 日本雄弁会講談社 | 表紙痛み、少落書き | 2000円 | 大下宇陀児「スパイ小説 ヘルメット鬼語」(挿絵・嶺田弘)。鹿島孝二「漫畫家の隣組」(挿絵・津田穰)。柳家金語樓「亭主教育」(挿絵・宮尾しげを)。下村海南「電信電話と戦争」(いまのIT論議とあまり変わりなし)。 |
少年世界 3冊合本 | 明治45年1月+新年増刊+2月号 | 博文館 | 並上、1月号表紙半欠け、角欠け3P、増刊号半欠け9P、2月号少角染み | 6000円 | 押川春浪「燃ゆる火の海」「骸骨島」。江見水蔭・青木秀峰「冒険小説 毒矢の傷」。ミヤサワ「植物お伽 空中旅行の巻」「植物お伽 愈愈花の御殿」。木村小舟。新年増刊は「進軍喇叭」として「日本十八大戰爭」など。 |
少年世界 | 大正11年7月号 | 博文館 | 並、背痛み | 3000円 | 森下雨村「少年探偵ニッパーの冒險」。エル・エフ・ピー「魔法國旅行」。奧村秀策「大活劇 ライオン團」(ヘタウマの元祖!すごい絵物語)。 |
別冊宝石12号 世界探偵小説名作選 第3集 | 昭25年12月号 | 岩谷書店 | 並、裏表紙角破れ | 1000円 | ディクソン・カア、F・W・クロフツ傑作特集。江戸川乱歩、横溝正史。表紙・松野一夫。 |
サンデー毎日 | 昭25年8月6日号 | 朝日新聞社 | 並 | 1000円 | 鼎談「平沢「死刑」を私はかく見る」江戸川乱歩、大下宇陀兒、木々高太郎。野村胡堂「錢形平次」。 |
週刊朝日 | 昭20年5月20日号 | 朝日新聞社 | 並上、表紙軽く折り目、1P少余白破れ | 700円 | 大下宇陀兒「櫻は枯るれど」(東京大空襲後の町内会長としての体験を綴ったエッセイと云うよりほとんど私小説)。断末魔の戦争一色の記事や広告も面白し。 |
婦人倶楽部 | 昭和18年8月号 | 日本雄弁会講談社 | 並上、背少痛み、1P少角欠け | 1500円 | 江戸川乱歩「應召の釣鐘を熔かす戰ふ工場」(溌剌たる女性戰士たちのルポ)。竹田敏彦「愛は血ならず」。中野実「もんぺさん」。 |
家の光 都市版 | 昭和12年3月号 | 産業組合中央會 | 並、表紙少痛み | 3000円 | 山中峯太郎「弱蟲勇士」(挿絵・樺島勝一)。小川未明「兄弟と鳩」(挿絵・加藤まさを)。野口雨情「雪どけ道」。村岡花子「トム爺さん物語」。 |
家の光 都市版 | 昭和12年10月号 | 産業組合中央會 | 並 | 3000円 | 木々高太郎「三十八個の耳」(挿絵・松野一夫。都市版のみの掲載作)。サトウ・ハチロー。濱田廣介。 |
家の光 都市版売切れ | 昭15年1-3月号 | 産業組合中央會 | 並、表紙少角折れ、背少痛み | 1万円 | 海野十三「不思議な黄嬢(ミス・イエロー)」1-3回(挿絵・梁川剛一)。横井福次郎のまんがルポ連載。田河水泡「トッピ雄」連載。のらくろとAiBOを併せたようなロボット犬を連れた科學好きで發明好きのトッピ雄さんの活躍はとっぴでとっても素敵!
「家の光」はもともと農村向けの雑誌であるが、昭和10年9月号から昭和16年11月号まで竝行して「都市版」が発行された。無印版(農村版)は背文字が青、都市版は赤で表紙が違うほかはほとんど同一の内容であるが、一部記事だけ相違している。例えばこの「不思議な黄嬢(ミス・イエロー)」は都市版にしか掲載されておらず、「海野十三全集」に於いてさえ「初出未詳」と書誌が混乱している由縁である。出版社にも記録がないらしく、諸氏の探索が求められておる。根性見せたれ!!
無印版については「乱歩の世界」のこのページが参考になる。
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文藝春秋 | 昭和16年1月号 | 文藝春秋社 | 焼け、背痛み | 2000円 | 小栗虫太郎「海螺齋沿海州先占記 續篇」。特輯・アメリカ認識の基本。 |
少年少女 譚海 | 大正12年5月号 | 博文館 | 並 | 4000円 | 巖谷小波「人さらい」。宮崎一雨「七騎落ち」。保高徳藏「勇敢なる少女」 |
日本少年 | 大正2年10月秋季増刊号 | 實業之日本社 | 並 | 3000円 | 大戦争特集。松山思水「少年軍事探偵小説 要塞の危機」。有本芳水「少年軍事冒険小説 空中大戦争」。川端龍子、竹久夢二。 |
少女の友 | 大正7年6月号 | 實業之日本社 | 並、表紙角折れ | 2000円 | 森下雨村「西藏に咲く花」。表紙・川端龍子。川端龍子「漫画 近所迷惑」。 |
旬刊ニュース 38-52号(45号欠け) | 昭23年3月15日-昭24年2月10日号 | 東西出版社 | 並、濡れ染みあり | 2万円 | A4、14冊。事件中心のカストリ誌ながら探偵小説満載!!
橘外男、山田風太郎、木々高太郎、高田保、アイリッシュ、ワイリーの連載ほか、江戸川乱歩司会のおかま座談会!!!エッセイなどあり。 |
キング | 昭16年5月号 | 日本雄弁会講談社 | 並 | 3000円 | 渡辺啓助「愛駿牧場事件」(挿絵・嶺田弘)。桂右女助「新作落語・子寶」 |
文芸春秋 夏季増刊号 | 昭24年 | 文芸春秋社 | 紐穴あり | 1000円 | 久生十蘭「淪落の皇女の覚え書き」 |
小説公園 | 昭30年2月号、昭31年5月号 | 六興出版部 | 並、表紙少染み | 各一冊500円 | 広告掲載印あり。 |
週刊平凡 | 昭36年1月11日号 | 平凡出版 | 並上、表紙痛み | 500円 | 河野典生「ビート族とお正月を」(挿絵・長野みのる)読み切り。 |
ミステリマガジン | 昭52年9月号 | 早川書房 | 並 | 500円 | スパイ小説入門 |
主婦と生活 | 昭27年8月号 | 主婦と生活社 | 並上、裏表紙折り目 | 1500円 | 対談「何が彼女をそうさせたか」。警官の夫を殺し、母親と一緒にバラバラに切断して捨てた小学校女教師を巡って、警視庁総務課長と宮野叢子が対談。 |
日本農芸化学会誌 | 大正13年-昭16年 第1巻3号-第17巻 (第7.8.12.14巻全部と5冊欠け) | 日本農芸化学会 | 第1.6.11巻以外製本済み | 1万円(送料実費) | 152冊。
絶望書店主人は待った!最後の一年は熱烈に待った!!
諸氏は甲賀三郎と大下宇陀児が農商務省臨時窒素研究所の技師だったことも識らぬか?!星新一の文章が最初に載った雑誌が何であるのかさえも識らぬのか?!人からリストを渡されねば何の発見もできぬのか!?この雑誌を揃えずして、本当にまだミステリマニアと名乗り続けるつもりであるの哉?!!!!! |
土壌肥料学雑誌 | 昭4-15年 第3巻4号-第14巻 | 土壌肥料学会 | 製本済み、14巻少濡れ | 5000円(送料実費) | 65冊。
絶望書店主人は待った!・・・以下略。 |
エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン 創刊号+2号 | 昭31年7,8月号 | 早川書房 | 並上、創刊号表紙より8P折り目 | 5000円 | 2冊 |
ハードボイルド・ミステリィ・マガジン | 昭38年9月号 | 久保書店 | 表紙痛み、染み | 500円 | 植草甚一、大伴秀司、真鍋博。 |
ハードボイルド・ミステリィ・マガジン | 昭38年11月号 | 久保書店 | 並 | 500円 | 植草甚一、大伴秀司、真鍋博。 |